エンジニアの備忘録

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チーム作りに役立つアイディアが豊富 『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』

THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

マネジメント業務をするようになってから、チームビルディングの本を読むようにしていて、手にとった。 チームを良くするために、 すぐに使えそうな具体的に書かれていて役に立ちそうな本だった。

リーダー業務をしている人やチームの雰囲気を変えたい人におすすめ。うまくいっているチームについてこの本から学ぶことで、チームの改善に活かせると思う。

本書はチームについての科学的な調査結果や、成果を上げているチームについて実際にインタビューなどして得られた内容から、よいチームをつくるための方法を紹介している。具体的な方法も多く、すぐに役立ちそうな内容だった。また、事例のチームについての紹介も面白いものも多かった。紹介されている例が面白いかは人によると思う。自分はスタートアップのエンジニアなので、ザッポスやベル研究所の話は印象的だった。

一番面白かったのはIntroductionの実験結果だ。 実験内容は、ある課題を与えてコンテストを開催して、チームワークを測るもの。 参加チームには、ビジネススクールの学生のチームもあれば幼稚園児のチームもある。 そして結果は、幼稚園児のチームがビジネススクールの学生チームに勝ってしまうのだ。 この本では、幼稚園児のチームが使った方法を解説している。 --> "ピーター・スキルマン マシュマロチャレンジ"で検索すると色々出てくる。 また、マシュマロチャレンジについてのTEDの講演もある。

本書によると、よいチームを作るのは次の3つのスキルが大切となる。 この3つのスキルが順番に紹介されている。

スキル1 「安全な環境をつくる」

スキル2 「弱さを見せる」

スキル3 「共通の目標を持つ」

スキル1 「安全な環境をつくる」

チームに必要な環境

  • チームに悪影響を与える人間
    • 性格が悪い人(攻撃的・反抗的)
    • 怠け者(労力を出し惜しむ)
    • 周りを暗くする人(愚痴や文句ばかり言っている)
  • チームに悪影響を中和する人
    • 安全を提供
  • いいチームの特有のパターン
    • お互いの物理的な距離が近い。よく輪になっている
    • アイコンタクトが多い
    • 握手、グータッチ、ハグなどの肉体的な接触がある
    • 活気のある短い言葉のやり取りが多い
    • チーム内の交流が盛ん。誰もがメンバー全員と会話する
    • 人の話を遮らない
    • 質問をたくさんする
    • 人の話を熱心に聞く
    • ユーモアと笑いがある
    • 「ありがとう」と言う(ドアを開けてあげるなど、ちょっとした礼儀や親切を忘れない)

「「人類の脳は、対人関係のシグナルを読み取る能力がとても高い。私たちの脳には、『自分は他の人からどう思われているだろう』とつねに心配している部位がある。特に自分より上の立場の人からの評価を気にしている。」 --> 管理職は気をつけないといけない

結束力のあるチーム

ウィプロの例が印象的だった。 会社の説明やロゴ入りのパーカーは意味はない。 「あなたはどんなときに一番幸せを感じますか?」「どんな仕事に一番やりがいを感じますか?」といった質問に答えてもらい、自分らしさを発見してもらう。社名だけなく、自分の名前を入ったフリースを渡すほうが大きく効果があった。

帰属意識の育て方

スキル2 「弱さを見せる」

行動のためのアイディア1

  • 聞きすぎるほど聞く
    • 姿勢と表情が大事
    • 相手の話を遮るのは致命的
  • 早い段階で自分の弱さを認める(特にリーダーにはこれが重要)
    • 自分を完璧に見せたいという本能がある。しかし安心できる環境を作りたいなら、これは一番やってはいけない
    • 自分を開示して、弱点も欠点もさらけ出す
    • インプットを求める。リーダーから助けを求める。
  • 悪いニュースを持ってきた使者を抱きしめる
  • メンバーが悪いニュースを報告してきたときに、褒める
  • 未来の約束をする
  • しつこいほど「ありがとう」を伝える
  • メンバー選びは慎重すぎるほど慎重に
    • 興味深い項目だが、内容が少なく、参考にならなかった。
  • 腐ったリンゴを取り除く
  • 安全で、衝突がたくさん起こる場所を作る
    • ここでの衝突は、メンバーが激しくぶつかることではない。メンバー同士が交流すること。
    • すべての人に発言の機会を与える

弱さを見せる

ここは例が長いわりに、どう活かしたらいいかわかりにくい

行動のためのアイディア2

まずリーダーが弱さを見せる この本での弱さは自分が思っている弱さとちょっと違う。困っていることを伝えるくらいの感じか

  • リーダーがメンバーにすべき質問
    • 今私がしていることのなかで、このままずっと続けてほしいと思うことを1つあげるとしたら何?
    • 今私があまりしていないことのなかで、もっとたくさんしたほうがいいとおもうことを1つ上げるとしたらなにか?
    • あなたにもっと生産性を上げてもうために、私にできることは何か?
  • メンバーに期待されていることをしつこいぐらいに伝える
  • ネガティブなフィードバックは直接会って伝える
  • 「価値のあることを言いたい」という衝動を抑える

スキル3 「共通の目標を持つ」

  • リーダーはえてして、部下たちに自分の気持ちは通じていると考えがちだが、実はまったく通じていない。 つまりチームの優先順位をメンバーに知っておいてもらいたいなら、しつこいぐらい伝えなければならないということだ。空気と同じような存在になるまで、何度も何度も伝えなければならい
  • キャッチコピーを多用する
  • 効果的なキャッチフレーズの特徴は、シンプルであること、行動志向であること、そしてわかりやすいことだ。 「すごく楽しく、ちょっと変わってる」(ザッポス)、「言葉は少なく、行動は多く」(IDEO)、「勉強を頑張り、友だちに優しくする」(KIPP)、「岩を叩け」(サンアントニオ・スパーズ)、「よりよい場所にジャージを残せ」(オールブラックス)、「ゲストのために盛り上げる」(ダニー・マイヤーのレストラン)

本書の魅力

実際にマネジメント業務をしていて、実際にやってみたいと思えるアイディアがたくさんあった。また、今までやってきて効果があったと実感してきた行動も書かれていた。リーダーポジションにいる人はこの本を読めば、すぐに使えるアイディアが何かしら得られると思う。

Visual Studio Codeでgit.exeがないとワーニングでたときの対処法

Visual Studio Code入れたら、git.exeがないとワーニングが出てきた。(動作環境Windows 10)

環境変数pathを設定すればOK

環境変数のpathにC:\Users\MyName\AppData\Local\GitHub\PortableGit_69bd5e6f85e4842f07db71c9618a62\bin を追加

ROSでビルドしたパッケージが認識されなかったときは、rospack profile

タイトルの通りですが、自作したりgitからもってきたROSコードをビルドしても、パッケージとして認識されないことがあった。

例えば、my_rosというパッケージを自分で書いてビルドしたが、rosrun my_rosとしてもエラーになるケース。 このとき、ビルドしたあとに、rospack profileとしたら解決した。

具体的には以下のようなコマンドを使用した。

$cd ~/catkin_ws
$catkin_make
$rospack profile

Confirm or Deny: Peter Thiel 和訳

Confirm or Deny: Peter Thiel

https://static01.nyt.com/images/2017/01/12/fashion/12CONFIRMTHIEL/12CONFIRMTHIEL-superJumbo.jpg

Peter ThielのインタビューConfirm or Denyがhacker newsで上がっていたので、読みました。
面白かったので、和訳してみました。
拙いですが、今後読みなおす時のメモとして。
Confirm or Denyは、日本のテレビでたまに見る、"○または×でお答えください"みたいなやつのようです。
Confirmが"○"、Denyが"×"という感じでしょうか。

Confirm or Deny: Peter Thiel

Maureen Dowd: カリフォルニアは(合衆国から)離脱すべき。
Peter Thiel: Confirm. 私自身、そのほうがいいと思う。カリフォルニアにとっても、残りの州にとってもよいことだと思う。トランプ氏の再選の助けになるだろう。

M: Meryl Streepは過大評価されている。
P: Confirm。 たぶん過大評価されすぎで、騒がしく"彼女は過大評価だ"と言ってる人達のせいで特に過大評価されている。

M: あなたがTrump氏のテックミーティングの座席表を決めた。
P: Deny。

M: 投資先である3D printed meatを食べている。*1
P: Deny。

M: スターウォーズの皇帝は不当な非難を受けている。
P: Deny。 冗談はよしてください。

M: スターウォーズよりスタートレックのほうが好きだ。
P: Deny。スターウォーズの方が好きだ。自分は資本家で、スターウォーズは資本家の物語だ。スタートレック共産主義者の物語だ。スタートレックでは転送装置(transporter machine)のおかげで必要な物は全て手に入る。*2なので、スタートレックではお金が出てこないのだ。スターウォーズは、ハン・ソロが負債を抱えてしまうところから始まる。だから、スターウォーズの話はお金で始まってるよ。

M: Trump氏のツイートを書いたことがある。
P: Deny。

M: トランプホテルに泊まったことはない。
P: ニューヨークのトランプインターナショナルに泊まったことがあるよ。

M: 常に従業員に何をすべきか支持する"GPSスタイルアルゴリズム"を作るべきだ。 ウォールストリートジャーナルによると、世界最大のヘッジファンドBridgewaterは行っているそうです。*3
P: Deny。きっとそこは、多大な犠牲と不幸な場所だろう。そのアルゴリズムは幸福の方程式とは思えない。

M: 10月にJeff Bezos氏があなたに言及した際に、コントラリアン(逆張り投資家。 人と反対の行動を取る人)は大抵間違えていると言ってました。*4
P: Deny。

M: リベラル派は寛容ではない。
P: Confirm。だが一方的な見方過ぎる。ここではいくつかのニュアンスがあるはずだ。どこにいるかに依ると思う。もし、あなたがアラバマの小さな町の無神論者だったら、そこではもっとも寛容な人だろう。

/* ここは意味がつかめなかった */ M: 楽観主義はもう売らない(売れない?)。Optimism doesn't sell anymore.
P: 複雑な話だ。常に、いくつかは売るだろうが、多くはないだろう。That's complicated. It always sells some but not as much.
/********************************/

M: ザッカーバーグはパジャマ姿で、Facebookの投資を申し込んできた。
P: Deny。実際は、ショーンパーカーが、ザッカーバーグにパジャマ姿でセコイアキャピタルに行かせたんだ。彼らをばかにするためにね。

M: ザッカーバーグのピッチはよくはなかった。
P: Confirm。彼は19だった。彼はとても内向的で、そんなに話さなかった。悪い会社だったら、必死にピッチをしないとけない。でも、いい会社だったら、素晴らしいピッチではなくてもいいんだ。

M: Facebookはメディア企業だ。
P: 公式には否定すると思う。

M: メディアはFacebookを信用すべき。
P: Confirm。でも、どうのように信頼する?Facebookに関する誤った陰謀説がおかしなくらいある。

M: オバマ政権で、Googleは力を持ちすぎた。
P: Confirm。オバマ政権でのGoogleは、(43代大統領)ブッシュ政権のエクソンより力を持っていた。

M: Appleは年を取りすぎた。
P: Confirm。スマートフォンがどんな形で何をするかわかってしまった。これはTim Cookの責任ではない。でも、もうイノベーションが生まれる場所ではなくなってしまった。

M: トランプ政権で、あなたが参加する仕事はない。
P: Confirm。自分はシリコンバレーに関わっていたいと思っている。フルタイムでないポディションで、できるだけTrump氏を支援する。

M: HBOの"Silicon Valley"(テレビ番組)の自分の役が好きではない。
P: Deny。彼は好きだよ。最初のシーズンは観た。私の役は亡くなってしまった。変わり者は悪役より常にいいと思ってるよ。

M: 牛にまたがりながら、父Kalus氏にその牛がどうなるかを聞いて、その牛が亡くなることを知った。その経験から、牛革のラグが好きではない。
P :Confirm。 全くその通りだ。

M: 変わった食事法を実践している。
P: Confirm。パレオダイエット*5を実践してる。

M: 人は砂糖を食べるべきではないと信じている。
P: Confirm。皆そのように説教はするが、実践できていない。

M: 今、株式市場は大きなバブルであると思う。
P: Confirm。

M: モンティ・ホール問題で、ドアを変更する。*6
P: Confirm。

M: 好きな映画はノーカントリー(No Country for Old Men)である。
P: あれは好きだよ。

M: オンラインチェスに夢中だ。
P: Confirm。年に数回、削除してはダウンロードしている。今は持っているよ。

M: 好きな第1手はPawn to King 4である。
P: Confirm。

/* ここは意味がつかめなかった。*/
M: "うまくいっている転機の最中に辞めなければ、すべての政治生命は失敗に終わる"*7というEnoch Powellの引用を好んでいますが、Trump氏にも当てははまる。
P: Deny。彼はスタンダードな政治家ではない。
/********************************/

M: 死と税金は、実は避けることができる。
P: Confirm。

Pull requestsでmerge先とconflictしてしまったとき

pull requestしたら"This branch has conflicts that must be resolved"と警告が出てしまった。

merger先とconflictがあった。 ブラウザで見ているgithubで対処法のコマンドが出ているが、これだけだとわかりにくかったのでメモを記す。

gitに慣れていない自分みたいな人だと、一瞬どこでconflictを修正すればいいかわからない。(ちゃんと読めば書いてあるんだけど...)

また、http://sci.hateblo.jp/entry/pull_request_training の"PR がコンフリクトした"以降を参考にさせていただきました。

今回はhoge-branchをmasterにmergeすることを想定する。

まず、hoge-branchにスイッチ

git checkout hoge-branch

そして、githubに書かれいているstep1を実行

git fetch origin 
git checkout -b hoge-branch origin/hoge-branch
git merge master

ここで、conflictしている部分を修正する。hoge.cを修正したとすると

git add .hoge.c
git commit

でOK

そしてstep2を実行する

git checkout master
git merge --no-ff hoge-branch
git push origin master

日本型インダストリー4.0を読んで。インダストリー4.0を勉強してみた。

インダストリー4.0について勉強しようと、長嶋聡氏の"日本型インダストリー4.0"を読んでみた。 日本型インダストリー4.0というタイトルではあるが、インダストリー4.0そのものについて丁寧に説明してあり、事例も紹介されていて、わかりやすかった。

インダストリー1.0とかって?

そもそも、インダストリー1.0や3.0を見たことがなかったが、いきなりインダストリー4.0というのが出てきた印象を前から持っていた。本書によると、インダストリー1.0 ~ 3.0は以下のように区分されるらしい。

  • 第一次 18世紀の蒸気機関による機械化
  • 第二次 20世紀前半の電気エネルギーによる大量生産
  • 第三次 1970年代ごろ、コンピューターによる自動化

インダストリー4.0の特長

そして、インダストリー4.0とは10~20年後に実現すべき製造プロセスのスマート化製造プロセスであって、大きく分けて"つながる"/"代替えする"/"創造する"に分けれるそうだ。

例えば、"つながる"の例では、キネクト技術を使って、バーチャル工場を歩き回れる事例が紹介されている。これにより、工場を新設するときの手戻りを大幅に減らせるそうだ。 また、代替えするの事例では、インテークマニフォールドの試作品製造が挙げられている。この例では、3Dプリンタで、試作期間4カ月-->4日, 試作費用50万ドル-->3000ドルに削減できたそうだ。

今までの工場での改善活動と差がなさそうに思えたが、筆者曰く以下の3点で従来とインダストリー4.0は違うそうだ

  1. 取り組むスケール、対象範囲が広い
  2. 取り組みの頻度。"これまでの週次、月次、四半期というレベルから、日次や1時間ごとへと急速に高まっている。 "
  3. ロードマップと非競争領域の存在

技術の力で、場所(1)と時間(2)のスケールが劇的に変化するということが、自分には印象的だった。

アメリカでは、データ起点のインダストリー・インターネット

また、自分が本書を読むまでにイメージしていたインダストリー4.0はIoTを使った改善であり、このイメージはインダストリー・インターネットに近かった。インダストリー・インターネットはアメリカで起きている、データ起点の製造業の進化である。 アメリカはインダストリー・インターネットの特長は以下の3つ

最近話題になっている、GEがやろうとしていることがまさにインダストリー・インターネットである。 例えば、本書でも紹介されているようにGEは 「ビッグデータ解析を活用して、エアラインに対してモノ売りだけでなく、フライトプランと照合した最適な運用方法の提案まで踏み込むことを目指している。」。 この運用方法の提案まで行おうとしているとことに新しさを感じた。

"日本型"インダストリー4.0

本書で提案されている"日本型"インダストリー4.0については、イマイチわからなかった。 "欧州の「工場起点の製造業復権」、米国の「データ起点のビジネスモデル創出」に対して、日本のデジタル化、ICT活用の方向性は、「お客様起点の付加価値創出 」がふさわしいだろう。" と述べられており、日本の持ち味「慮る」気持ちを用いることが提案されている。 また、日本は現場力が高いので、インダストリー4.0に力で従来のカイゼンを高速で行うことで、さらに製造業プロセスを進化させることができるそうだ。

まとめ

インダストリー4.0について丁寧にまとめられており、わかりやすかった。また、アメリカのインダストリー・インターネットも取り上げられていて、最近の世界の製造業の流れを見ることができる。ただ、日本型インダストリー4.0についてはまだ自分の理解が及んでいないので、もう一度、その部分を読みなおそうと思う。本書の最後には、インダストリー4.0時代に必要な「マネージャーの能力」や「現場の教育」についても書かれており、これも面白いかった。インダストリー4.0について初めて知るにはいい本だと思った。

emacs2.4 CC-modeでなぜかtabでindentされる

Windows8emacs-24.2を使ってCコードをCC-modeで書いていると、なぜか3段下げたところからtabでindentされてしまう。1段目と2段目は設定通り4スペースでindentされるのに。。 以下の設定を.emcasに書いて、tabでindetしないようして解決

(setq-default indent-tabs-mode nil)